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カノムモーケン (Khanom mor Gaeng)
 先日行ったタイ料理のレストランにて、デザートに食べた謎の焼きプリン、カノム・モー・ケンにはまってしまい、自分で作りたいなあと思っていました。

 レシピを色々探していたら、どのレシピも同じような配合ですが、微妙に作り方や材料が違っていてどう仕上がるのか検討がつかず…色々考えたあげく、各レシピを参考にしつつ、自分なりの配合を考えて試作してみたところ、いきなりおいしいものができてびっくりしました。
 本場はタロイモで作りますが、手に入りにくいのでサトイモやエビ芋で全く遜色なく代用できます。元は同じ種類ですので。日本ではタロイモはセレベスという名で流通していることが多いそうです。
  
 ココナッツと卵の濃厚な味がして、しっとりなめらかでジューシーな食感がくせになります。イモの香りや味はしません。 

 以下がそのレシピ。

<材料>(22×22cm耐熱皿一個分)
タロイモ(サトイモ又はエビイモで代用できます) 茹でてミキサーにかけたもの 400cc
グラニュー糖 80g
ブラウンシュガー 80g
卵 4個
ココナッツミルク 1缶(400cc)

<作り方>
1.耐熱皿に薄くバターを塗り底に敷き紙を敷いておく。オーブンを180℃に予熱しておく。

2.タロイモは皮を剥いて鍋に入れ、ひたひたの水を加えて火にかけ串がすっと通るまで茹でる。笊にあけて温かいうちにミキサーにしっかりかけてなめらかなペーストにする。これを400cc測りボールに入れておく。
※ 厳密に400ccでなくても多少前後して大丈夫です。

3.別のボールに卵を割りいれ、泡だて器でよく溶いた後、グラニュー糖、ブラウンシュガーを加えてよく混ぜる。ココナッツミルクを加えてよく混ぜる。ここで一度ザルで漉します。

4.タロイモのペーストに少しずつ3を加えてムラにならないように溶きのばしていく。

5.1の耐熱皿に生地を流し、予熱したオーブンに入れて30分〜45分焼く。真ん中を押すとはねかえってくるまで。あまり表面が焦げるなら、途中で天板に湯をはり、湯煎でじっくり火を通すとよいです。
 焼きあがったら荒熱をとり、冷蔵庫でしっかり冷やしてから切り分けます。




Adam Ficek 来日
 そういえば、2011年始まってしまいました。昨年はラッキーなこともあり、随分前のことですが書いています。
 7月に、私の大好きなPete DohertyのバンドBabyshamblesのドラマーのAdam Ficekが来日したんです。(その後、脱退したので現在はソロで音楽活動をしているそう)

 そのAdamの来日イベントが、東京、名古屋、大阪であったんですが、名古屋で友達がDJをやる事になり、お誘いをもらったので言ってきました。
 そしてAdamのギター弾き語りやDJなどがあり・・・オリジナルソングはフォークよりで、とても聞きやすかったです。私の好きな感じでした。DJはClashもあり、60sもあり楽しかったなあ。
 そしてそして!一緒に写真を撮ってもらい、サインまでもらっちゃいました♪The Whoの武道館の時にもロジャー・ダルトリーに投げキス&バイバイしてもらい、ピート・タウンゼントにはステージから絡んでもらい、いつもなぜかラッキーなんです。偶然行ったバーにUnconditionalsがいてお話ししたり・・・

これがその写真。残念ながらブレブレですね。私、ヒールを履いて身長190cmくらいになってたので相当しゃがんでます笑 君、でっかいね〜って言われました。


そしてBabyshamblesのジャケットにサインをいただきました。ドラムの絵まで描いてくれて感動!

また日本に来てライブやってほしいなあ、と思っています。
Toffee Apple & Pear Pudding
 秋の旬の果物、りんごと洋梨を使った温かいデザートです。作り方がとてもユニークで、果物にケーキ生地をかけ、その上からソースとなる液体をかけて焼きます。そうすると不思議なことに、ソースがキャラメル状になって底に溜まって出来上がるのです。このキャラメルになったソースと果物、ケーキをからめて食べると、もう病みつきです。こんな簡単にこんなにおいしいケーキができていいの?というのが最初の一言でした。見た目はぞんざいな物ですが口に入れた瞬間Fantastic!と叫んでしまいます。


<材料>大きい耐熱容器(無ければオーブンで使えるお鍋)1個分
りんご 小ぶりのもの1個
洋梨  小ぶりのもの1個
バター 85g
卵 1個
牛乳 210g
薄力粉 140g
グラニュー糖 100g
バーキングパウダー 大さじ1と小さじ1/2
塩 ひとつまみ

・ソース
熱湯 250cc
黒糖 140g

<準備>
使用する型にバターを塗っておく
オーブンを180度に予熱する
バターは溶かしておく

<作り方>
1.りんご、洋梨はともに4等分にして芯と皮を取り除き、さらに3等分にする。用意した型に敷きこむ。


2.薄力粉、ベーキングパウダー、グラニュー糖、塩をボールに合わせてふるい入れる。
卵、牛乳、溶かしバターの順に加え、練らないようにしっかり混ぜる。


4.ソースは、熱湯に黒糖を入れて完全に溶かす。


5.果物を入れた上へ、まずケーキ生地を流しいれる。その上から、スプーンの背で受けながら、ソースを静かにそっと流しいれる。


6.180度に予熱したオーブンで45分程度焼く。表面が茶色く色づき、トフィーがブクブクと泡だっていれば焼き上がり。


7.熱いうちに、大きなスプーンでざっくりと取り分け、アイスクリームやカスタードソース、生クリームなどと好みのものをかけていただく。時間が経つと、ケーキにソースが染みこむので注意。私はあまり気にしませんが・・・
冷めてしまったら電子レンジなどで温めて食べています。
Puff Pastry
 Puff Pastryは日本で言ういわゆるパイ生地のことですイギリスのお菓子の土台に、ショート・クラストペイストリー等と同様に使われます。下はこの生地を使ったイギリスのお菓子、Maids of Honour。
Maids Of Honour レシピ

一般的に知られている練パイや折パイよりも作り方はずっとシンプルで簡単ですが、味は遜色なくおいしいです。ちなみに酢とアルコールを入れることによってパリッサクッとしたパイを作ることができます。これが私のちょっとしたこだわり。酢とお酒の味は消えてなくなるので心配ないです。但し、念のためお酒はブランデーなどの度数が高く味に癖がなく香りの弱いものを選んでください。間違っても険南春なんていう濃厚な香りがいつまでも続くようなお酒は調理用にはおすすめできません。
 私は、サントリーのブランデーと、ハインツのモルト・ビネガーを使っています。参考までに・・・

<材料>
Maids of Honour
強力粉又は準強力粉150g
塩 小さじ1/4
バター150g
冷水 75g
ブランデーなどのお酒 20g
酢 5g

<作り方>
1.バターは1cm角に切った後、室温に置いて少し柔らかくする。


2.ボールに強力粉をふるい入れて、バターを加え、ヘラなどで粉の中でバターを転がすようにしてバターに粉をまぶす。刻まなくてよい。
Maids Of Honour Recipe

3.2に、塩、冷水、ブランデー、酢を混ぜたものを加えて練らないよう切るように混ぜる。冷蔵庫で最低1時間休ませる。
メイズ・オブ・オナー レシピ

4.打ち粉をした台で伸ばし、三つ折にする。90度回転させて再び三つ折。これを計4回繰り返す。
イギリスのお菓子 レシピ
Maids Of Honour レシピ
最終的にこうなります。途中でバターが溶けてきたときは冷蔵庫で休めましょう。

ラップに包み、冷蔵庫で1時間以上休ませてから使う。
Cumberland Rum Nicky

 Cumberlandはかつてイングランドの北西にあったカウンティの一つで、1974年に他の一部の地域と統合されて廃止となり、今はCumbriaになっています。私は、全くこの事実を知らず、未だにCumberlandが存在すると思っていました・・・
 この地方では西インド諸島との貿易も盛んに行われ、主に羊毛を輸出し、ラム酒やスパイス、ブラウンシュガーなどを輸入していたそうです。だから、このお菓子に、ラムやブラウンシュガーが使われているんでしょうね。

 そういえば、Monty Pythonで、Elic Idleが言葉の順序を入れ替える変人をやっていたスケッチで、Cumberlandが出てきたのを覚えています。Landercumbって言ったのかなあ・・・?それはあんまり覚えてませんが。この時はまだCumberlandは存在していたんですね。

このお菓子は、ラムバターとデーツが入ったスパイシーなパイです。今回はりんごを使いましたが他に杏を使ったレシピもあるそうです。茶色く焦げた素朴な見た目がなんとも・・・


<材料>(21cmパイ皿1台分)
・パフ・ペイストリー
材料、分量、作り方はこちらを参照 
・フィリング
りんご 4個
グラニュー糖 40g
ブラウンシュガー 40g
ミックス・スパイス 小さじ1
バター 小さじ1
デーツ125g
水 大さじ1
バター 50g
ラム酒 大さじ2
ケーキクラム又は、クッキーを砕いた物 適量

<準備>
前日にパフ・ペイストリーをこちらを参照して作り、冷蔵庫で寝かせておく。
オーブンは200度に予熱する。

<作り方>
1.りんごは4等分にして芯を取り除き、皮を剥いて厚さ5mに切る。ボールにりんごと、グラニュー糖、ブラウンシュガー、ミックススパイスを入れてよく混ぜ、30分ほど室温においておく。


2.ザルの下にボールを置き、1のりんごをザルにあけて2時間程度水切りする。出た果汁は小鍋に入れて、
バター小さじ1と共に火にかけ、とろみが付くまで弱火で煮詰め、冷ましておく。冷めたらりんごに戻し混ぜ合わせる。

 

3.デーツは種を取り除いて刻み、小鍋に入れて、水大さじ1を加えて火にかけ、やわらかくなるまで少し煮る。



4.室温に戻したバターを柔らかく練り、ラム酒とよく混ぜて、デーツを加えてよく混ぜ合わせる。


5.ペイストリーの2/3の量をパイ皿に敷き、ケーキクラムを生地が見えなくなるまで敷く。
その上にりんごをのせる。

最後にラム・バターをまんべんなくのせる。


6.残りの生地を5mm厚に伸ばして、テープ状に切る。下の生地の周囲に水で溶いた卵黄を塗り、切った生地を格子状にのせて、周りを手で軽く押さえる。その上から卵黄を塗り、切った生地を周りに載せて押さえつける。余分な生地をパレットナイフをあてて切り、上からブラウンシュガーをかけて200度に予熱したオーブンで15分、180度で15分焼いてできあがり。
崩れやすいので、取り出さずパイ皿から切って食べてくださいね。

Twitter
 何かと試してからいいか悪いか判断してみようと思い、twitterなるものを始めてみました。

世迷い絵空事をつぶやいていますが、よかったらフォローしに来て下さい。

主に、クラブや音楽について、このブログの更新情報や趣味について書いています。

http://twitter.com/#!/The_End_of_Nico
Lemon Drizzle Cake
 イギリスのお菓子を作っていて楽しいのは、独創的で日本ではまず売っている所を見かけたことのないお菓子ばかりなこと。そんなお菓子ばかりなので、作るたびに、これはおいしい、これが一番かもしれない、と感動することができます。この前まで、私は、バノフィー・パイが一番だと思っていましたが、このケーキを作って食べたら、見事に今はこのケーキの大ファンになりました。見た目はパウンドケーキにアイシングがかかっているだけのように思いますが、一口食べたら、口の中いっぱいに広がるレモンの爽やかな香りと酸味とシロップを吸ってしっとりとなったケーキに感動します。
作り方はとても簡単。今回は更においしくする私のこだわりの方法も紹介します。


<材料>(パウンド型1台分)
薄力粉 110g
ベーキングパウダー 小さじ1
バター 110g
グラニュー糖 110g
卵 2個
レモンの皮 1個分
熱湯 小さじ2~3
・シロップ
レモン汁 1個分
粉砂糖  40g
・アイシング
粉砂糖 適量
レモン汁 適量

<準備>
型に薄くバターを塗って敷き紙を敷いておく。
バター、卵は室温に戻す。
薄力粉、ベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
レモンの皮はおろし金ですりおろし、果汁を絞っておく。

<作り方>
1.バターをボールに入れて、泡だて器でクリーム状にほぐし、グラニュー糖を加えて白っぽくふんわりとするまでよく混ぜる。ときほぐした卵を分離しないように少しずつ加えてはよく混ぜる。

2.ふるった粉類をもう一度ふるいにかけて1に加え、ゴムベラで切るようにしっかり混ぜる。おろしたレモン皮も加えて混ぜる。生地が少しずつ垂れるくらい柔らかくするために熱湯を加えて調節する。


3.用意した型に流して、表面を均し、170度のオーブンで30〜40分焼き、型に入れたままに網の上にのせ
て粗熱を取る。
ケーキを冷ましている間にシロップの材料を混ぜる。


4.ケーキの表面から底に向かって数箇所、竹串をさして穴を明け、表面からシロップをかけていく。
このまま冷めるまで型に入れておく。


5.ケーキが冷めたら粉砂糖に少しずつレモン汁を加えて固めのアイシングを作り、上から均等にかける。涼しいところにおいておいて、アイシングが固まったらできあがり。


食べるときは、薄くスライスして食べてさい。
Cotswold Apple Cake
 イングランドの中央に位置するCotswolds地方のお菓子です。別名Heart Of Englandと呼ばれるこの地方は、ロンドンからさほど遠くはありませんが、伝統的な石畳の家が並ぶ自然豊かな美しい地方なのだそうです。

では、このお菓子について。ケーキと言っても、スポンジのようなものではなく、クッキーやガレットに近い生地でリンゴを挟み込み、焼いたお菓子です。表面はザクっとしていますが、内側はリンゴで少ししっとりしていておいしいです。
リンゴのおいしい今の季節に作ってみてはいかがでしょうか。


<材料>(18cm型一台分)
バター 80g
グラニュー糖 80g
卵 40g
小麦粉 160g
ベーキングパウダー 小さじ1
りんご 160g
カレンツ 40g
ミックス・スパイス(無ければシナモン) 小さじ1

<準備>
型に薄くバターを塗り、オーブンペーパーなどを敷いておく。
卵は室温に戻す。
小麦粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
りんごはいちょう切りにしておく。
オーブンは180度に温めておく。

<作り方>
1.小鍋にバターを入れて、火にかけて溶かして粗熱をとった所へ、卵を少しずつ加えてよく混ぜ、次にグラニュー糖を加えてよく混ぜる。


2.1に合わせてふるった粉類をもう一度ふるいにかけながら加える。ゴムベラで練らないようにまとまるまで混ぜる。


3.りんごはいちょう切りにして、カレンツ、ミックススパイスと合わせる。


4.用意した型の底に、2の生地の半分を均等に均しながら押さえつけるように敷きこんでいく。この時、ふちはぐるっと一周少し盛り上げて土手を作るようにしてください。その上に3を均等に載せる。


上から残りの生地をかぶせるように、載せていく。


5.180度のオーブンで30〜40分焼く。こんがりキツネ色になるまで。焼きあがったら、表面に粉砂糖を茶漉しで振りかけてできあがりです。
Pumpkin Pie

かぼちゃを使ったシンプルなパイの作り方を紹介します。
スパイスの効いた固めのかぼちゃのプリンのようなフィリングで、かぼちゃの味がとっても濃厚です。
仕上げにホイップクリームと、刻んだ胡桃などを散らすのも、パンプキンパイの特徴です。
今回はいつも使うRich Short Crust Pastryではなく、シンプルなShort Crust Pastryを使っています。こちらの方が割りとあっさりしていて好みによって使い分けています。
<材料>(直径18cmのタルト型一台分)
ショート・クラスト・ペイストリー 1単位分
かぼちゃ(種と皮を除いて) 200g
卵黄 2個半
生クリーム 75g
ブラウンシュガー又はグラニュー糖 40g
レモン皮のすりおろし 1/2個分
ブランデー 大さじ1と1/2
ミックス・スパイス又はシナモン 小さじ1
(仕上げ用ホイップクリーム、くるみ、シナモン各適量)

<準備>
オーブンは200度に予熱

<作り方>
1.ショート・クラスト・ペイストリーをこちらを参考にして作り、型に敷いてピケし、冷蔵庫に入れておく。


2.かぼちゃは適当な大きさに切って柔らかくなるまで蒸し、温かいうちに潰して冷ましておく。
砂糖、ブランデー、レモン、スパイスを加え、ゴムベラなどで混ぜる。そこに生クリームと卵黄を加えてよく混ぜ、
型に流して、200度で10分、180度で30~40分焼いてできあがりです。


仕上げにホイップクリームをスプーンなどでのせ、軽くローストして刻んだ胡桃、シナモンをふりかけてできあがり。バニラアイスクリームをのせても美味しいと思います。



Short Crust Pastry
 以前紹介したペイストリーは卵や砂糖が入ったタイプでしたが、今回紹介するのは、そのどちらも入らないシンプルであっさりしたタイプです。私はお菓子では、使う頻度はリッチなタイプの方が断然多いのですが、ミートパイなどではこちらを使います。どちらも作り方はほぼ一緒で、簡単です。


<材料>
薄力粉 100g
バター50g
塩 ひとつまみ
水 大さじ1.5〜2

<作り方>
薄力粉と塩を合わせてふるいいれ、そこに冷たいバターを入れてさらさらになるまでフォークなどで刻む。

冷水を少しずつ加え、まとまるまで切るようにまぜる。


ラップに包んで、冷蔵庫で一時間ほど寝かせればできあがり。
適当な大きさに伸ばして、パイ皿やタルト型に敷きこんで使います。
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